組織と運営

構成

MASH大阪を構成しているのは、先に述べた目的に賛同し、行動するために集まった者たちです。 疫学の研究者、行政の担当者、そして私たちボランティアがいます。

パートナーシップ

 MASH大阪は、事業を展開し目的を達成するために、新しい方法を取っています。それは、ボランティアと疫学研究者と行政担当者が、それぞれの役割を分担しながら協力体制を築いていくこと=協働という方法です。パートナーシップと言ってもいいかもしれません。
私たちボランティアは、コンドームキット、コミュニティペーパー、ポスター、リーフレットなどをつくって配付したり、STI勉強会、カフェ、クラブパーティを開催したり、ドロップインセンターを運営したりして予防介入の事業を推進していきます。
行政はこうした介入事業を市、府、国などより広いコミュニティの中で必要な事業として位置づけ、予算措置を講じます。予防のプログラムをボランティア と協力して開発したり、クライアントの抱えるニーズがどのようなものか、執行された予防プログラムがどの程度効果的だったかを評価したりするのは研究者の仕事です。
このほか必要な場合は、多くの医療専門職者からも協力を仰いでいます。

組織

 MASH大阪は現在のところ期間限定の予防プロジェクトとして自らを位置づけており、NPO法人格を持たない任意団体です。代表1名、専従スタッフ3名のほか、ボランティア20〜30名および複数の疫学研究者が恒常的に運営に参加しています。
意思決定は、各プログラムの実施詳細に関する事項については各プログラム会議や専従スタッフによる運営会議でなされます。これらの運営状況についての確認と承認が毎月開かれる全体ミーティングでなされます。
このような体制のもと、MASH大阪はさまざまな予防プログラム----ニュースレターの配布、STI勉強会の開催、啓発イベントの開催、ドロップインセンターの運営、インターネットサイトの運営等々を執行しています。

財源

 MASH大阪の主な財源は、厚生労働省の科学研究費補助金エイズ対策研究事業費、厚生労働省の同性愛者等のHIVに関する相談・支援事業委託費、地方自治体(大阪府・大阪市・京都府)のエイズ対策事業委託費、各種助成金、寄付金等などによってまかなわれています

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