★PLuS+FINAL★
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2007年度調査報告
セクシュアリティ(性的指向)
今回のアンケートでは、セクシュアリティ(性的指向)に関する項目を設けました。この項目は、PLuS+(プラス)がMSM(ゲイ・バイセクシュアル男性をはじめとした「男性とセックスをする男性」)を主要な来場者として想定していることから、実際の来場者がその想定とどの程度合致しているかを評価する目的で設定されました。その結果、PLuS+2007の来場者の内65%が自らのセクシュアリティを「ゲイ」と自認しており、以下「ヘテロセクシュアル」が9.4%、「どれにも当てはまらない」が9.1%、「バイセクシュアル」が6.7%、「レズビアン」が3.3%、「トランスジェンダー」が1.4%、「その他」が1.9%、「無回答」が3.1%であり、半数以上の来場者のセクシュアリティ自認が「ゲイ」であることがわかりました。
また、上記割合で来場者実数を補正した結果、PLuS+2007に自らのセクシュアリティを「ゲイ」であると自認する人が約3200名来場したことがわかりました。厚生労働省研究班の過去の研究
(※参照)
などにより、成人男性に占めるMSM人口比率は3〜5%程度と考えられることから、近畿圏には約30万人(大阪府15万人、兵庫県9万人、京都府4万人、奈良県2万人)のMSMがいると推定されます。PLuS+2007は来場者8割が近畿圏在住ですので、ここから近畿圏MSM人口30万人の約1%が PLuS+2007に来場したと算定できます。
※市川誠一「わが国の男性同性間のHIV感染対策について−ゲイNGOとの協働による疫学研究をとおして−」日本エイズ学会誌,2007,23(23)-24(24)
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